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島というぬくもり

2020.03.15 事業所の日常

私が初めて宮古島に訪れたときのことです。大切なものを無くしてしまい、一生懸命に探しても見つからず結局のところ諦めたのですが、探し物をしている姿を見て「どうしたの?一緒に探そうか」「せっかく旅行できたのに、、、いい思い出にして帰ってもらいたいから絶対見つけてね」と島の方々からお声を頂きました。上辺だけの言葉ではなく、本当に親身になり心配して下さって、一緒に落ち込んで下さるような声と表情だったのです。こんなに、あたたかい方たちが住む島を、私は、大好きになりました。
都会ではすれ違う方に挨拶をしたならば、驚かれることが多いかと思いますが、島では笑顔で挨拶を交わし、あれ?知り合い?違うよ、なんてことはよくあります。
らいくゆー事業所に入社し、まずは城辺地区の地理に詳しくなろうと事務所周りを散策していると、畑でキビ倒しをしている方々とお会いすることができました。「こんにちは!」と挨拶すると私のユニホームを見て「はーい!あんたあそこの人ね!キビかじるか」と1本のさとうきびを手に、鎌を使ってささっと皮を剥くと眩しい笑顔で私に差し出してくれました。とっても甘くて美味しいことに感動したのはもちろん、一生懸命に育てたキビを私に分けて下さったこと、気さくに色々なお話しをさせて頂けたことが、温かく幸せな時間となりました。「あんた大和人だね!どこか?」「宮古はいいところでしょ。だからずっといたらいいさ」。
移住者に対してもとても優しい地元の皆さん、いつもありがとうございますっ!少しでもお力になれますよう、一歩ずつ頑張ってまいります。
島の空気、人、雰囲気のあたたかさに毎日感謝しております。
内地にお住まいの医療関係の方、まずは島を体感しに、そして、医療に触れてみませんか?
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