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訪問看護

2020.03.22 

「やーんかい。やーんかい。」
宮古島の方言で、家に帰るよという意味です。病棟勤務のとき、よく患者さんから聞かれたのはこのように自宅に帰りたいという願望でした。
入院というのはとても特殊な環境です。白い部屋をカーテンで間仕切りにし、馴染みのないベッドの上が突然生活の中心となり朝から夜までを過ごす。入浴も洗面台もトイレも、何もかも使い慣れて勝手の良い自宅のそれとは程遠いものなのです。
いわゆる急性期、熱が出るなど一日中治療している状態での入院はもちろん、24時間看護師がいてあらゆる症状に対応する道具も揃っている病院が安心です。
しかし生活の中心、これはやはり住み慣れた地域で心地の良い自宅で過ごすのが一番ですよね。
ご家族の方は「入院前は身の回りのことを自分でできたのに、今はできなくなってしまったから心配で、家に帰らせるのはちょっと...」と治療は終了していても、入院を長く希望される場合があります。反対に本人さんは「家のトイレだったら自分で行けるのに。家に帰ったら自分で何でもやるさ。」という主張も多く耳にしておりました。
そんなときは訪問サービスをご検討されてみませんか?
薬の管理、食事介助、入浴介助、おむつ交換、血圧などのおからだの管理、リハビリテーションなど自宅にいながら、専門スタッフのケアや観察を受けることができます!
お家が一番!私自身も3週間入院した経験がありますが、自宅でシャワーを浴びることができた幸福感は忘れません。
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