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個別性のある看護

2020.03.28 活動報告

下肢筋力低下予防に近所をお散歩しました!
写真は利用者さんの許可を頂いた上で掲載しております。
らいくゆー、あなたらしさを大切に。と掲げて活動しておりますが「自分は何もしたくない」という方もいらっしゃいます。何もしたくないという気持ちを尊重して何もしない、というわけにはいきません。目標をもってリハビリに取り組めたら、というところですが看護師が勝手に目標を決めるのは有効でなく、もしかすると嫌な気持ちにまでさせてしまう可能性があります。
そこでまずは情報収集をするため、雑談をしてみました。最初に、テレビのニュースをよくご覧になっているので、その話題を提供しましたが、さほど盛り上がりません。そこで次に、私が飼っている犬の話をしてみました。すると「うちにも犬がいたよ。雑種で、茶色で、大きさは小さくて…」と懐かしみ少し頬を緩めながら思い出話をして下さいました。昔話に花が咲き、魚を買いに橋を渡った話もされ、私が魚の選び方を知りたいなと言ったところ「今度晴れたら一緒に魚を買いに行こう」と提案されたのです。
このことをきっかけに、もっと外に出ることができて目標が持てたらいいなと思うところです。
スタッフとの関わりで、生きがいを見つけることができ日々を大切にすることができたら何よりです。
誰にでもできる看護、ではなく個別性を尊重し寄り添い自分にしかできない看護をこれからも磨いていきたいです!
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