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宮古島のひまわり

2020.03.20 宮古島の暮らし

本州では地方雑誌でひまわり畑が特集されたり、入場料を支払いして帰りには好きなひまわりプレゼントしてもらえる、なんてところもあったりしますよね。岐阜県では大垣や羽島、愛知県では南知多に有名スポットがあったのを懐かしく思います。
ここ宮古島では、畑一面に小学3年生の背の高さの小ぶりなひまわりたちの顔をずらりと並べる光景が、2月下旬から夏にかけて島の至る所でみることができます。もちろん無料です!
まだ桜も咲かない季節にひまわりが満開になり、太陽を浴びているなんて信じられないくらいですが、なんとも可愛いらしく、りんと咲き誇る姿に元気をもらいます。
癒しを与えるだけじゃないぞ、とひまわりたちに代わって言いたい理由は、枯れ果てたその後、第二の人生としてさとうきび畑の肥料としての役割をするというその一石二鳥ともいえる姿が何とも誇らしいからです。
ただただ人間に植えられ、咲いて終わらない、可愛いだけじゃ生きていけない、そんなメッセージでしょうか。まだまだ自分もやるべき事、できる事があるはずだと背中を押されている気持ちになります。漢字にすると向日葵、日に向かって咲く花、皆共々同じ方向に向かって育つ姿は清々しい。
さとうきびの収穫は2月〜4月で、特に2月と3月がピークです。ちょうど今の季節はひまわりと、収穫したさとうきびを運ぶ大きなトラックをみることができます。
この季節ならではの光景を、ぜひ観にきてはいかがですか?

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